プログラム

【モーニングセッション】 共感性と社会コミュニケーション 共感の進化や発達過程を理解することで,ロボットの人工共感設計のヒントが与えられる可能性がある。一方、人工共感を試作設計する過程で、ヒトをはじめとする霊長類の共感の成り立ちに新たな示唆が与えられる可能性もある。本セッションでは、まず霊長類の共感の進化についてドゥ・ヴァール教授に紹介して頂き、次に、人工物の共感やコミュニケーションについて石黒教授から紹介してもらう。最後にエイドルフス教授を交えて、未来社会での共感についてパネル討論する。
10:00 – 10:05 開催の挨拶  長谷川 寿一(東京大学)
10:05 – 10:25 モーニングセッション趣旨説明 浅田 稔(大阪大学)
10:25 – 11:05 「動物の情動と共感」 フランス・ドゥ・ヴァール(エモリー大学)
11:05 – 11:20  休憩
11:20 – 11:45 「コミュニケーションロボット」 石黒 浩(大阪大学)
11:45 – 12:30 パネルディスカッション「共感性と社会コミュニケーション」
(ラルフ・エイドルフス(カルテック)、フランス・ドゥ・ヴァール、 浅田 稔、石黒 浩)
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【アフタヌーンセッション】モラルの起源とその神経基盤 ヒトの道徳性・向社会性の進化的・神経科学的基盤の解明は、現在、生物学者と社会科学者が共同で追究を進めている研究テーマである。本シンポジウムでは、研究の最前線で人間の向社会性の謎の解明に挑んでいる二人の研究者から、それぞれの研究成果が示す方向を紹介いただく。まずグリーン教授からは、二つの道筋による道徳判断 ― 効率的だがフレキシビリティに欠ける直感的道徳判断とフレキシブルだが効率に欠ける熟慮的判断 ― が現代の道徳問題の解決において果たす役割についてお話しいただく。次にエイドルフス教授からは、脳の情動システムが社会行動や道徳判断にいかに結び付いているかについての研究の概要について紹介いただき、続いてその後、科学哲学者の信原教授と社会的意思決定科学者の亀田教授を交えるかたちでパネルディスカッションを行う。
14:30 – 14:40 アフタヌーンセッション趣旨説明  山岸 俊男(一橋大学)
14:40 – 15:30 「ヒトのモラル:その特徴と欠陥」 ジョシュア・グリーン(ハーバード大学)
15:30 – 16:20 「情動、感情そして社会行動:道徳心への示唆」

ラルフ・エイドルフス(カリフォルニア工科大学)

16:20 – 16:40 休憩
16:40 – 17:00 講評   信原 幸弘(東京大学)・亀田 達也(東京大学)
17:00 – 17:20 パネルディスカッション
17:20 – 17:30 閉会の辞  山岸 俊男(一橋大学)

パトリシア・チャーチランド博士は事情により、来日できなくなりました。カリフォルニア工科大学のラルフ・エイドルフス博士による講演になります。   Selective focus on the word "moral". Many more word photos in my portfolio...