進化学夏の学校

「系統地理研究の基礎と新展開:地域の集団はいつ、どこから来て、どう適応したのか」

野生生物は全て「地理的な分布」を持っています。系統地理学はその生物の分布がどのような歴史によって形成されたのかを解明する分野で、進化学で扱う形質の地理変異や適応の理解に欠かせない自然史情報を与えてくれます。近年では次世代シーケンサーなどで得た大量の遺伝情報を活用した高解像度解析も行われるようになってきており、分布形成の歴史に加えて、局所適応がどのような歴史で形成されたのかの解明にまで手が届きつつあります。今年の進化学夏の学校では、そのような研究の最前線にいる研究者に講演していただきます(企画:岩崎貴也)。

日時: 8月25日(土) 9:00-12:00
場所: 13号館1323号室

講演者
池田 啓 (岡山大学 資源植物科学研究所)
『系統地理学が描く分布形成の歴史の進展と制約-高山植物の研究を例に-』
松林 圭 (九州大学 大学院基幹教育院)
『種分化は地理変異に宿る!?多様化メカニズムに系統地理から迫る』
木村 亮介 (琉球大学 大学院医学研究科)
『ゲノムに刻まれた地域集団特異的な遺伝適応の痕跡とその検出法』